エラーメッセージの対処法
＜温度によるエラー編＞
Crealityの機種において、エラーメッセージが出るときの対応法の一例をご紹介いたします。
外部要素と本体故障により以下のエラーメッセージが出て、使えなくなる場合があります。
機種により違う画面になりますが、「Thermal Ｒunaway」の表示が出たら温度が原因です。
こちらのエラーが出る原因は以下の３つが想定されます。
- １. 環境温度による影響
- 2. サーミスタの故障
- 3. メインボードの故障
【原因を特定する検証法と解決法】
1.プリンタ設置環境の温度による影響
室温の低い部屋に置いてるなど、低温環境下の使用によりエラーメッセージが出ることがあります。
冬はエンクロージャー、上カバーなどを設置することで解決できます。
夏はクーラーや扇風機の風が直接にあたる場所などに置かないようにしてください。
Crealityではエンクロージャーも発売しております。
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サーミスタとは、簡単に言うと温度を計測する部品のことです。
このサーミスタ部分の故障なのか、メインボードの故障なのか切り分けを行う必要があります。Crealityの3Dプリンターは片方が設定温度まで加熱してから他方の加熱が始まる仕様です。
どちらを加熱している最中にエラーメッセージが出たかを特定する必要があります。
�▲機璽潺好燭�メインボードの故障なのかの切り分け
１．電源をオフにし、メインボードにあるサーミスタのケーブルを抜いてください。
ノズルエラー→ノズルサーミスタケーブル
ホットベットエラー→ホットベットサーミスタケーブル
上図はENDER3の場合
機種によるケーブルを挿す箇所が異なります。これらの図は付属のマニュアルに添付がございます。
付属のマニュアルをご参照ください。
２．電源をオンにし、ケーブルを抜いたパーツの温度表示が-14〜-16になるかをご確認ください。
ノズルサーミスタケーブルを抜いた後の表示です。
この時、ノズルの温度が下記の場合、切り分けが可能です。
＊ホットベットの24℃はケーブルを抜いてない一般的な表示（室温時）です。
この時、ノズルの温度が下記の場合、切り分けが可能です。
-14〜-16が表示される場合：サーミスタパーツの故障が考えられます
-14〜-16以外の温度が表示される場合：メインボードの故障が考えられます
以上の手順で故障の原因を特定できますね！
保証期間（購入から１年以内）の場合は、無償で交換パーツを提供いたします。
お困りの際はお気軽にご相談ください。
ご相談の際は、温度表示画面の画像とシリアルナンバーを添付いただきますようお願いいたします。
サポートに関しての詳細はこちらになります。
保証に関して詳しい内容を知りたい、シリアルナンバーの場所が分からない方は、こちらをご覧ください。
https://www.creality-3d.jp/html/page3.html
